Archive for 10月, 2018

 

企業トップの5割、働き方改革法が「経営の支障になる」と予想 生産性ダウンの懸念も

火曜日, 10月 30th, 2018

今夏に可決・成立し、2019年4月に施行される予定の「働き方改革関連法案」。「時間外労働の上限規制」「同一労働同一賃金の義務化」などが含まれており、施行に合わせて管理体制を見直す企業も出てきそうですが、経営者は同法案の施行をどう捉えているのでしょうか。人材会社エン・ジャパンが調査した結果、経営者の47%が「(働き方改革法の施行が)経営の支障になる」と予想していることが分かりました。経営者が支障を生むと考えている項目は「時間外労働の上限規制」(69%)、「年次有給休暇の取得の義務化」(56%)、「同一労働同一賃金の義務化」(46%)、「中小企業の時間外割増率猶予措置の廃止」(30%)、「勤務間インターバル制度の普及促進」(10%)などが挙がったのです。回答者からは「残業の上限を規制しても、結果的にサービス残業の増加で補う状態になってしまう」「人手不足の状況なので、有給休暇で休む人がいると1人当たりの労働時間が長くなり、賃金が上がる」「同一労働同一賃金を取り入れると、労務費の上昇が考えられ、利益を圧迫しそう」といった声が出たのです。

「働き方改革」失敗の原因は“順番”が逆だから? 専門家が指摘

土曜日, 10月 20th, 2018

近年叫ばれている「働き方改革」だが、その効果を実感している人は少ないのではないでしょうか。幸福学を研究している前野隆司・慶應義塾大学大学院教授によると、その原因は“順番”にあるということです。幸福学を研究している私のもとには最近、企業から「働き方改革がうまくいかない」という相談が数多く寄せられています。失敗の原因は、順番を間違えているからです。多くの企業が陥りがちなのが、「残業時間を○時間減らせ」というトップからの指示で「業務を効率化せねば」→「創造性・生産性を上げろ」→「何かアイデアを出せ」というパターン。社員は「やらされ感」でいっぱいなのです。「幸福の4因子」理論で言えば、人は自らの「やってみよう」という意思で仕事に取り組めば幸福度が上がる半面、やらされ感があると幸福度が下がるのです。そしてこの幸福度こそ、創造性や生産性を左右するということが、さまざまな研究でわかってきました。幸せな社員は不幸せな社員よりも創造性が3倍も高く、労働生産性は1.3倍高いというデータも出ています。

遠隔サポートでのそれぞれのメリットとデメリット

土曜日, 10月 6th, 2018

遠隔サポートはオペレーターがリモートコントロールして解決に必要な操作を代行して問題を解決するサービスです。
その遠隔サポートでは遠隔操作する側のオペレーターと問題などを解決してもらうユーザー側がいて行われるものです。
どちらにも遠隔サポートを行う上でメリットとデメリットを感じることがあります。
ユーザー側のメリットは自宅に来てもらったり電話だけでサポートしてもらうよりも正確で素早い遠隔サポートを受けることができますし、インターネットが繋がっていればデバイスやサービスに不慣れでも解決してもらうことができます。
オペレーター側のメリットはユーザー側のトラブルを正確に把握して的確な遠隔サポートで解決に導くことができますし、短時間で簡単に解決して感謝してもらうことができます。
ユーザー側のデメリットはプライバシーで不安を抱えてしまうことでしょう。
オペレーター側のデメリットはユーザー側の手間取りで遠隔サポートが長引いてしまうことです。